夜勤の時間は看護師にとって多忙になることもありますが、逆に仕事がほとんどなくて暇な時間となる場合もあるのが特徴です。
同じ当番になっている同僚との特別な時間になる場合も多く、夜勤を通して何かを学ぶというのはよくあります。
退職の悩みを抱え続けてきた看護師が夜勤に当たり、そこでふと同僚に打ち明けてみたことがきっかけで解決手段が見つかることも珍しくありません。いよいよ決断しようと思っていたところで、引き止められて自分が必要とされていることを知ったということは最もよくあるケースです。
自分が役に立てていないという気持ちに苛まれていた人が退職を決断したからこそその事実を打ち明けることができ、実際にどう思われているかを知ってこれからも頑張ろうと決意するのはよくあります。
一方、転職を経験した同僚に悩みを打ち明けると、転職の可能性について教えてもらえることもあるでしょう。解決手段として転職してもやはり難しく、仕事をするのは諦めるのが賢明だという結論に達する場合もあります。
同じ看護師として同じ職場で働いてきていることから、自分についてよく理解してくれていて適切なアドバイスをもらえる可能性が高いのが同僚への相談です。普段は時間がなくて悩みを打ち明けられるような機会がなくても、時間がたまたま空いている夜勤の間であれば気軽に相談をすることができます。
退職をいよいよ決断しようという時には、夜勤を活用して同僚に相談しておくのが良いでしょう。